高額なシャフト
得意先のMさんから電話がありました。
Mさん 「ちょっとステン溶接してくれへんかな?」
私 「どんなもんなん?」
Mさん 「簡単に終わるよ!」
私 「いいよ!」
持ってきたのは、

・・・、なんだこの高額そうなやつわ。
タダのシャフトではなく、長手側ににボウリングで掘り込んであり、さらに
途中で芯が振ってある・・・。
あの~すんません、「アッ!!」って言ったら終わりやん。

片側の穴をふさぎ、とりあえず折り返し部分のパーツを作る。
「パーツ全部あるから」って言ってたけど、全部開先とって切ってはつってしな
あかんやん。

仕上がり前こんな感じ。
小さい穴と大きな穴シャフトにボーリング加工してあります。

中は高温の蒸気と液体が流れるらしい。
圧力もんやん!これも開先とらなあかんやん。

シンナーできれいに掃除します。

内部シャフトを溶接してから側をはめ上記の部分も蓋をし溶接します。

ビヤ=====!!(多層もりでしっかりと)
ふー、騙された!!
Mさん確実にちょっとの感覚がおかしい。
こんなもんちょっとで終わるかいな!
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