製缶定盤製作します！
うちステンレス専門なんですが、その製缶品を製作する製缶定盤の製作もやっているんです。基本オーダーメイドなのでサイズは指定していただけます。特徴としては生材を使って上面のみ削っているので箱型定盤などの精密定盤に比べると圧倒的に安いです。製缶を製作するうえでこれ以上の精度は必要ありませんしね(*^^)v そして大型のＨ鋼と溶接し組んでから機械加工するので上面の精度は出ていますし年月による歪みの影響も受けにくいです。
基本的なサイズとしては
・5尺×10尺(約1500×3000）
・4尺×8尺(約1200×2400）
・3尺×6尺(約900×1800）
メーカーはこのサイズの板を定尺として在庫してますからこのサイズで作るのが一番安いんです。大きさはガス切りで切断できますので自由に製作できます。
と言う事で久々に製缶定盤の注文が入りました。担当はラムちゃんＨ鋼にケガキ作業をしガス切断していきます。
大板が入荷、材料を見て位置決めします。
反転させます、この板だけで１ｔ以上あるんで少し動かすのにも気を使うんです。ちなみに写真の中でこの板をつかんでいる万力は建築にも使われる絶対に落ちないという代物で一個5万円以上する高級品。安全をお金で買えるのなら安いもんですけどね(*^^*)
溶接後のスパッタ取り
製缶加工完成、門型のマシニング屋さんに持っていきます。さらに年月による歪みを抑えたい場合はオプションで焼鈍をし機械加工をすることもできます。焼鈍すると応力が抜け歪みがおきにくいです。
このサイズの機械加工屋さんは混んでいてなかなか融通きいてもらえない場合が多いんですが、うちはしょっちゅうこの機械やさんに無料で失敗した機械加工品の肉盛りしてあげてるんで融通きいてくださいます(#^.^#) 門型のマシニング加工もご相談ください(*^^)v
この定盤は関東方面に納品なので直送で配送業者に依頼しました。すると来たトラックが４ｔフルワイド、むっちゃ切り返せば工場内に入りクレーンでおろせるんですが大変なのでフォークリフトにて！２ｔのフォークリフト買っといてよかった～～(*^^)v
この定盤、有名な大企業の工場に納入されるんです。なんか親近感沸くな～～(#^.^#) この上でどんな事するのか見に行ってみたいわ。
お役にたってくるんだぞ～～(T_T)/~~~
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