レストラン ヴァリエ
この間の週末、子供は実家にお泊り、しかも仕事が早く終わったんで急にどこかに行きたくなったんです。最初は近所の居酒屋にでも行こうかと思っていたんですが、自分が誕生日だというわけではないけど、街に出てみようという事になり、嫁さんと車に乗り早速出かけたんです。どこに行くかは決めてなかったんですが、嫁さんが以前から行ってみたいと言っていた、予約が取りにくいお店レストランヴァリエに電話をしてみたんです。そしたら空きがあるという事で、急に決まったレストランディナー行ってきました
土曜の夜だったんで人もまばらな中ノ島、オフィス街の ビルの中にある、冷たいコンクリートの空間にポツンと雰囲気の違う入口があるんです。近づいてみると、重厚な扉。中に入るとまさしくグランメゾン!異世界の空間が広がっています。ウエイティングルームのソファーに座ると、奥にはバーカウンター、前はガラス越しでダイニングがみえます。その時点でかなりテンションが上がります。店内は、そこまで広い空間ではないんですが、壁側一面に大きなガラス窓があり、とても開放感があり、広い空間と錯覚してしまう。テーブルにさりげなく置かれた、飾りも凄くオシャレ、夜景を眺めながら座っているだけでも、かなりの価値のある空間だと思います。
サービスの方は、よく気が付き、さすがという感じ!
グラスワインは種類が豊富で、選ぶ楽しみもありましたし、ソムリエさんの会話も面白かった。そして今日のヒットは、ピエールモレのブルゴーニュシャルドネ ムルソーのニュアンスが凄い!グラスワインで、これはうれしいですね~~。
料理は好みがありますので、あくまでも私の個人的な感想。
・ジャガイモのブランマンジェ煮蛤 菜の花の冷たいスープ
旨かった。でも、ハマグリが・・・
それと、なぜ菜の花でなければならないのか、と言うぐらい菜の花の主張がなかった。この素材で春の訪れを感じさせる、そんな一皿に仕上げて欲しかった。
・活け鯛 うるい 芽キャベツ 春菊 生姜風味蓮根もち添え 鰹のスープ
完全に鯛茶づけ、鯛はいいものではなかったし、何がしたかったのか全く分からなかった。
・ヨコワマグロ
・徳島猪 リコッタチーズ ほうれん草 カネロニ包み
イタリアの古典料理、しかし猪は堅く賽の目で口に残り、カネロニも固く口に残ると言う、まとまりのない感じ、とても残念。
・甘鯛のソテー(松かさ焼き)
鮮度にかける・・・。
・子牛のフィレ肉網焼き 彩誉ソースボルドレーズ
とてもたんぱくなんですが、柔らかく風味豊かな子牛、美味しかった。でも、このとても甘いニンジンソースがしつこく飽きてしまう。
・黒毛和牛フィレ肉 フォアグラステーキ トリュフソース ロッシーニ
スペシャリテと言われ食べたロッシーニ、トリュフの香りは薄かったが、フィレ肉は上物で、ソースも最高!とてもおいしかった。さすがスペシャリテ!!
全体的なイメージとしては、料理へのこだわりを感じたので、一皿一皿感動したかった。「なるほど!素晴らしい!」と言いたかった。でも、できなかったんです。和食を意識しているんですが、素材、バランス、繊細さ、どれをとっても、和食に遠く及ばない。特に食材がよくなかった。和食のエッセンスを入れるのなら、フレンチをシェフはどのように和と融合させるのか!それを感じたかった。和食になってしまってはダメなんです。色々挑戦したい!面白いことをしたい!という思いはすごく感じますが、完全に足元がふらつき、着地に失敗している。とても残念。
まあ、色々書きましたが、ロッシーニ最高に美味しかったです。しかも、これだけの料理と、これだけのシュチュエーションを10000円で食べれるというのは素晴らしいコストパフォーマンスです。とても気に入りました、また来たいと思えるお店でした。
というか、一見やし、急な電話で行ったんで、良いものが出なかっただけなのか?
しがない鉄工所のおっさんが戯言を言ってるだけなので、お気になさらずに!あくまでも私の感想ですので。
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