やってます(#^^#)

合い見積もりがデフレの原因?

大きめの会社によくあるんですが社内規定での3社見積り、別にそれ自体何も悪くはないと思っています。私も材料など重量が重くなると2社に見積もりをだしたりします。それは使う材料のほとんどが規格品なので、どこで買っても同じだからです。それだったら値段も変わらないだろう?と思われるかもしれないんですが、部材によって結構違うんですよ。基本的にメーカーから直接買うことはできませんので中間業者を通すことになります。中間業者はたくさんあって、その会社ごとにメーカーとの付き合いや在庫状況により、この部材に強い、あの部材は弱いというのがあるんです。もう一つは中間業者が何社間に入っているかと言うのもありますし、私らが買う年間の購買量によっても価格は変わります。要するに、数百種類に及ぶ部材ごとに中間業者の得手不得手があるという事だからです。

 うちの会社、図面をいただいて品物を作ることがほとんどなんですが、新規のお客さんが漫画絵で品物の相談をしてくる事も結構あるんです。その場合だいたい相手側が加工に詳しくない事が多く、違う提案や変更箇所などを提示したり、時には全く違うものになったりしたり、私も良いものを提供したいと色々考えるんですよ。それで以前から何度かあるんですが、提案し変更を重ね見積りを出してから、「うちは3社見積りになります!」と言ってくるんです。え~~~!!それは違うんじゃないですか!!私もここまで時間使って考えたんですよ。先発薬とジェネリックが値段が違うのと同じで・・・違うな、そうじゃないな。う~ん、例えが難しいな~(; ̄Д ̄)。

 なんしか見積もりも相当なコストがかかるんです。住宅業界でも、うちらの業種でもそうですが、合い見積もりが当たり前になってきています。でも、それがブラックな労働に繋がったり、給料に反映されたりしている。全く時代に反しているように思うんです。

 大企業では仕入れコストが下がった!一般消費者は商品の価格が下がった!と喜んでいるかもしれませんが、国民の大多数が中小零細企業で働いている状況で、そこがそのコストを受け入れ疲弊しているという現実があるとなると、この合い見積もり当たり前が悪いデフレを起こしている一因になっていると言わざるをえない。

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と言うことで、今日もまた御託を並べてしまいましたが、気を取り直して今日の製品をどうぞ(o^∇^o)ノ

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SUS304 350Aタンクです。鏡板ってある程度の大きさを超えると、えげつない値段が上がるんですよ。請求見て間違っているのか材料やさんに確認してしまいました・・・(; ̄Д ̄)

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こちらは配管パネル、歪まないように気を付けています。

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研磨した扉です。慎重に運びます。

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タンクも載せて納品です。

今日も一日無事終わりました、感謝です!!m(__)m

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