手直しは得意ですけど・・・
「鍋の修理できますか？」そんな依頼が結構あるんです。過去に何度か鍋修理をやって、それをブログにあげていたんでそれを見るみたいですね。見かけ云々を言わなければ基本的に出来ない事もないんですけど、凄い手間がかかるんですよ。
鍋一個10,000円って言われると「高い！」ってなりません？購入する立場なら私もなります。でもね、作る立場からするとむっちゃ安いんですよ！そんなので絶対に作れないんです。凄い手間がかかるからね、大量生産品と特注とは全く製造工程が違うんですよ。
そして修理ね、簡単なものだったら安くできるものもあるんですが市販鍋を修理と考えると９９％買い直した方が安いんです。「母親から受けついだものなんで思い入れが」とかよく言われるんですが、修理不可能な場合も多いし、高額になるのでいつも胸が痛くなるんですよね。なんか悪いことしてるような気になる(;^ω^)
なので、鍋修理は鍋屋さんに頼んでください！（あるかどうか知りませんが・・・。）うちはやはり専門ではないもので・・・。
という事で先日、鍋ではありませんが製造設備のパーツらしきものをお客さんが持ってきたんです。
私 「凄いことになってますね、これを再製作したらいいんですか？」
お客さん 「そこそこで良いんで直してほしいんです😅」
私 「マジっすか・・・(;^ω^)」
どんな扱いしたらこんな事になるんやろうか？と言うか作り直せよ！と思いながらも手直し始めましょうか。ちなみに思うだけじゃなくお客さんにもチクチク言いましたけどね😁
これペラペラッぽいけど手では曲がらないぐらい固いですよ。こういうのを直す方法はハンマーでお仕置きしてやるんです！
「ほれ、作り直せよ！( ｀ー´)ノ」バキンっ！
「もういっちょ！作り直せよ！( ｀ー´)ノ」バキンっ！！
「ケチらんと、作り直せよ！( ｀ー´)ノ」バキンっ！！！
こういう感じで思いのたけをぶちまけると
綺麗に直るんです(#^^#)
と言うかむっちゃ汚いなこれ、ハンマーで叩いていたら隙間から茶色いカスがいっぱい出てきよる(;^ω^)
裏面はこんな感じ。この面で何かがスライドするのかな？全体的に反っていたのもついでに直しときましたわ。
まあ、手直し得意ですけど気持ちとしては新規で作りたいですよね。物を大切に扱うのは良い事、でも売り上げ上がれへんやん(;^ω^)
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手直し上手だったらいいね！😁