キーエンス デジタルマイクロスコープ元素分析ヘッド導入!
先日、キーエンスの方が「買わない!」と言ったのに無理やりデモに来た件で、まんまと購入しちゃいました!😅
それなりの会社なら、承認を取ってとか時間がかかるんでしょうけど、うちは早いですよ!その日に
「やっぱ、買います!😁」ですからね。
ということで、先日大量の段ボールが届きました。
小さい機械なんですが段ボール4箱になってました。梱包から出した後の段ボールの量が凄かったです
ということで、デジタルマイクロスコープ元素分析ヘッド導入しちゃいました。
衝動買いして!と思われるかもしれませんが、数年前にデモに来ていただいてから何時かは買おうと思っていたんですよ、ただそれが今日になっただけ😁
みんなで説明聞きました。
基本的なできることは
- 元素分析
- 寸法を測る
- 表面粗さを計測する
- 300倍に拡大して見える
- 深さを測る
3次元測定器と思われるかもしれませんが、これはマイクロスコープなんですよ。スコープも色々ヘッドが交換できてその一つの元素分析ヘッドを装着し購入した形です。
ですので倍率は300倍のみで元素分析に特化しているんです。
まずは旋盤で削った品物の表面です。かなり汚いですがこの画面を3D化し表面粗さを測定できます。
ちなみにこの画面の端から端までで1mmです。
この元素分析の良いところはカメラでズームし細かい異物なんかが混入している個所をピンポイントでレーザー照射し分析できるところです。異物の素材を判別することが出来ます。
※ちなみに元素分析の精度はそこまで精密ではないです。
測定も簡単です、ほぼボタン一つで結果が出ます。しかもAI判定で結果がそこそこ出てくるんです。これは304で出てきました。正解です😁
お客様から預かった品物を測定し正しい素材を把握し溶接することが出来ます。持ってこられる場合、だいたい「たぶんステンやと思う!」こんな感じですからね。
そしてスコープで表面を測定し3D映像化し深さや形状を測ることが出来るんです。うちの場合はレーザー刻印する時、お客さんに「どのぐらいまで掘れてるの?」と聞かれる場合があるんですよ。メッキ品や電子部品なんかでしたら熱影響でどの程度溶解しているかわかるのはかなり使えるんですよ。
これはうちでレーザー刻印したものをマイクロスコープで拡大したものなんですが、普通に見ると黒なんですけど、こんな感じになってるんですよね。普段見ているものですが拡大すると別世界ですね!
これでいうと板の上から彫り込まれた一番深い部分までで28.5μm、ちなみに1μmは1/1000mmですから、これの最大深さは0.0285mmです😁
N君 「手は測定できるんですか?」
早速試してみるN君
パシュ!!
レーザーも極めて小さいから痛くないらしいです😁
しかも無機物しか測定できないので測定結果は有機物です。なんか微妙な結果ですよね、有機物って・・・。
キーエンスの方がいる間にみんなに使ってもらい一応使い方はわかりました。ほんと簡単なんですよこれ。
さあ、これからボチボチ使っていきますわ~(^_-)
レーザー刻印の掘り込み深さが気になる方!
大阪府松原市の株式会社テクノファームではレーザー刻印から掘り込み深さの検査まで一貫して行うことが出来ますよ!
むっちゃ高かったんですよ!使ってやってください😁
↓↓↓ホームページも是非ご覧ください!
元素分析あったらいいね!😁
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