効率は大事
私の父は製缶工、私が入った当初はなんでも自分で作ってました。昔の町工場ってそうなんですよ。それ用に工具を買って作るって言うよりか手間がかかろうが自分で工具や治具を作って製作するんです。一つの仕事に対してどれだけ時間がかかろうがお金をかけずに作ろうとするんです。まあ、なんしかケチるんですよ。
若い頃φ2.6のドリルを研いでいる私をみて機械屋さんに「そんなんしてるから儲からへんねん!」と呆れた顔で言われ気づいたんです。効率を全く考えていなかった。確かにφ2.6のドリルなんて何百円ですから買った方が圧倒的に効率いいですよね。今考えると当然なんですが当時はそう教えられていましたから、まったく気づかなかったんですよね。
そしてこれが町工場の普通やったんですが、こういう不効率が続くと赤字になりそうなもんですがそうはならない。なぜかって固定給やから、いくら残業しようが休日出勤しようが支払いは増えませんからね。効率を考えるより支出を抑える事の方が利益が残るんですからそうなりますよね。そう考えると昔からある町工場にブラック企業が多い原因の一つがこれなのかもしれないですね。
ちなみにこの何でも作るという行為が無駄なのかと言うとそうでもない。素材によってドリルのとぎ方を変えたりとか市販品の工具ではできないような加工も出来るようになるし、幅が増えるし技術の向上に大いに役立つんですよ。なのでケチってやるのはどうかと思うけど教育として従業員には大いにやらせるべきやと思いますね。でもね、やはり効率は大事ですね。
と言う事でビデタムの鉄の溶接
うちの会社鉄はあまりないんですがたまにあります。
溶接が完成し組み込み作業です。
これマグネットセパレーターなんですがマグネットが収納される部分以外は鉄製なんです。理由は安いから😅 鉄苦手なんですよね、工場汚れるんですよ😅
そして組み込み完成!
こっちも完成!
バラしてパレットに積み上げ梱包😁
後は佐川さんに配送してもらいます。
何処でも持っていく会社さんあるけどうちは出来る限り送ります。だってそれの方が効率いいでしょ😁
↓↓↓ホームページも是非ご覧ください!
配達してもらえたらいいね!😁
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