レーシック　私の勝手な意見です、お気になさらずに・・・

2013年12月6日

　先日N君が、「僕レーシック受けるんです！」と言い出したんです。

私　　　　「なんで？」

N君　　　「これからかかるコンタクト代からしたら安いもんですから！」

私　　　　「・・・。」

　確かに、近眼の私からしたら、メガネをかけずコンタクトもしないで、はっき

りとした世界が見えるなんてほんと、憧れますね。でも、そんな軽いノリでやる

もんなん？リスクを考えたん？

「コンタクトも失明などリスクがあるやん！」と言われそうですが、コンタクトレン

ズなんかは私が生まれるずっと前からあるもので、定期的に眼科に行き、駄目

な使い方さえしなければそんなふうになることはないですし、何か異常があれば

使用を中止するという選択肢もあるんです。

　私はレーシックを否定的にとらえているつもりではないんです、煩わしい生活か

ら解放され快適に生活が出来ればそれほど素晴らしい事はありません。私は父

に「レーシックしたら？」と進めているんです。それは父が近眼と極度の老眼が合わ

さり焦点の合うところがない生活を送っていて「もう一度、ボヤーとしていない世界

を見てみたい」といつも言っているからなんです。こんな人にはすごい価値がある

と思う。

　レーシックは治療なんですよね。と言うことは、それなりに知識を身に着け、その

治療が本当に必要か考えて判断すべきだと思うんです。

　　　　　　　　　　　　　「コンタクトより安いから！」

こんな理由でしてもいいのか？

　身近な治療でリスクと言えば予防接種、何万人に一人は重症化しますよね、でも

その病気にかかって重症化するリスクを考えると予防接種のほうがリスクが少ない。

だから受けるんです。

　私の祖母は何十年も前、網膜剥離になり天理病院に行きました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　（関西で眼科では有名らしい）

医者から「手術をしないと見えなくなる、手術は絶対失敗しない！」と言われ手

術をしたんです。

病院を信じて・・・。

そして手術は失敗、片目が見えなくなってしまったんです。何年か後、もう片方の

目も網膜剥離になってしまいました。医者は「手術しないと」と言いましたが祖母

は手術を拒否しました。かなりの確率で成功するんですよ！でも祖母は視野が

狭まるのを覚悟で安全を選んだんです。

だから見える方の目も下1/3ぐらいしか見えません。

　小さい頃、私は聞きました「なんで手術しなかったん？」すると祖母は笑いな

がら「何も見えへんようになったら孫の顔も見られへんやん、それは嫌やってん！」

今ではボケてしまった祖母ですが、あのころの祖母に私がレーシックをすると言った

ら祖母は猛反対をするでしょう、

なぜか？目の大切さを一番知っているからです。

　「その吊り橋を渡れば目がすごく見えるようになる薬草があるねん。ごくまれに

　ロープが切れるけどな。」

私だったら薬草をあきらめます、守るものがあるから。

愛する人にも勧めません、万が一でもリスクを負わせたくないから。

N君へ

こんな大事なことは勉強し、もっと深く考えて行動すべきです。理由が

気に入らない。

Mちゃんへ

「みんな成功してるから！」

それに該当しなければ？

「もしもの時、支えていける覚悟はあるの？」

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