父の経歴 生い立ち
私の生い立ちは、普通です、面白いものではありません。ですので父(テクノファーム創業者）の生い立ちをご紹介しましょう！！
父は60歳、今年還暦を迎えました。16歳のとき大阪に上京するまで徳島のど田舎で6人兄弟の二男として育ちました。
大阪から車で2時間半、はっきり言って秘境です！！この間久しぶりに行くと、車の前を鹿やキジなどが走り去って行きました・・・。
貧しい家庭に生まれ、農業で生計を立てていました。ほぼ自給自足！サバイバル生活です！！牛を飼い、その牛を使い畑を耕します！その牛は食べません、大きくなると売るんです！大切な現金収入です。
主食は、麦飯！おかずは山で採ってくる山菜、きのこ、野菜のできるシーズンは畑の野菜を食べます。冬になる前に土に野菜を埋めておき、冬になると少しずつ出して食べたりしますが、ほとんどおかずは芋の蒸したもの、みそ等の保存食になります。すごいのは、主食やおかず、みそや醤油に至るまで自家製です！！
学校には片道1時間、山を何個も越え通ったそうです、いつもお腹を空かしていて学校の帰りによその畑の芋を生のままかじっていたそうです。
タンパク源は大豆だけ？と聞くと｢違うで～、煮干しも食べたで～！」
｢肉は食べへんの」と聞くと｢食べたで～」と父、すごいやん！とよく聞くと、山に行きいろいろ罠をしかけるそうです。
そうです！狩りです！！その肉は{タヌキ、ウサギ、イノシシ、鳥」と野生の動物でした。
子供が「お父さん取れたで～！！」と持って帰ると父親が皮をはぎ、さばいて料理してくれるそうです。すごい！！ほぼマサイ族と一緒の生活です！！
しかしそんな秘境にも電気が通っているんです！！
国が電気をひいてくれたわけではありません、自分で引くんです。そのお金をどうやって稼いだかというと干し柿です！！親子で手分けをして皮をむき、軒先に紐で吊るし、一冬でなんと１１万６０００個作ったそうです！！
一個１円で売れたそうなので１１万６０００円！！それで電気を引いたそうです。
こんな生活をしていた人はほかに見たことがありません！どうりでタフなわけです！！