ステンレスの歪みがよくわかる!
ステンレスの溶接は難しいと言われますが、溶接性は凄くいいのでそれ溶接自体はしやすいんです。何が難しいのかって、鉄の数倍歪むんですよ! お客さんにその話をすると、たまに「歪みとは・・・?」と言われる方がいるんです。確かに溶接や機械加工をしてみないと分かりませんよね!
今まで言葉で言うだけで説明するのが難しかったんですが、この間ちょうどいい品物が来たんです。3tのFBに穴をあけφ10の丸棒をズラッと並べた物。N君側しかFBが無く、こっち側はフリーなんです。
N君、頭に添えているその手はなんや?
ユーチューブに動画アップしたんで見てください(*^^*)
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N君が手前の丸棒を溶接すると、こっちが熱影響で左右に動くんですよ。熱を加えると膨張して動き、溶接をやめると冷めて収縮し動く。小さいものだと分からないんですが、こういう長い棒だと目で見てわかるから面白いですね。
これだけ大きく収縮すると、複雑形状になったり、板ものになると熱影響でゆがむんですよ。それが歪みなんです。分かっていただけましたでしょうか?
これが仕上がり品、板厚が薄い割には溶接が集中しているので歪みやすいんです。まあ歪みは最小限ですけどね( ̄ー ̄)ニヤリッ この後焼け取りし、完成です!!
ステンレスの歪みでお困りでしたら、大阪の㈱テクノファームにご相談ください!(o^∇^o)ノ 解決するかもしれませんよ!!
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