コシュデリ ブルゴーニュブラン 2002年
私、ワインを飲み始めたのが約30年ぐらい前で料理を始めた頃にワインを知らなければ料理は出来ないと思ったのがきっかけです。欲しい銘柄を少しづつ買って保管し飲み頃になったら飲むという感じでワイン沼にハマっていったんです。
でもね、ワインは高いと言えど昔はそこそこのワインがそれなりの値段で飲めたんです。でも最近は値段が急激に高騰しているので買えなくなってきているんですよ。しかも以前買ったやつももったいなくて飲めなかったしね。でもね、5年ぐらい前に慢性肝炎になりお酒を飲めなくなって思ったんです。
飲んでおけばよかった~😭
嫁さんもほとんど飲まないし、ひとりで飲むことになるんでもったいないと思っていたんですが、自宅保管のワインですから売るに売れないし良いワインでも少しづつ飲んでいく事に決めたんですよね。
という事で出ました神のワイン!コシュデリ ブルゴーニュブラン2002年!ブルゴーニュの白ワイン生産者の中でも三本の指に入るトップドメーヌです。これね、19年前に行った新婚旅行の時にパリの酒屋で買ったもの。「うわ!コシュデリや!」って即買いでした。生産量が少なく手に入れるのが難しいですからね。
見て下さい、ラベルの劣化が凄い。今までセラーが壊れて劣悪な環境にさらされたりと幾多の苦難をわが家で乗り越えてきたワイン、宝の地図みたいになってる。
でも一番の問題は中身の劣化ですよね。白ワインは特に保存状態が悪いと劣化しやすいんです。ちゃんとした状況下でも20年はギリギリラインです、自宅保管ですから微妙やと思いますね。しかも凄い量の液漏れが発生している、これはヤバいかもしれませんね。もうちょっと早くに飲んであげればよかったかも、ごめんね😭
そんな事を考え涙ぐみながら抜栓してコルクを嗅いでみると、芳醇な香りがするんですよ。これいけるかもしれんぞ!
グラスに注ぐと綺麗な黄金色、色合い的にはまったく劣化していない。恐る恐る香りを嗅いでみると
うお~~~~!生きてるやん!ありがとう!😭
インパクトは品の良い樽の香り、そしてパイナップル・ナッツのニュアンス、口に含むとトロッと下に絡みつくような滑らかさがあり上質なネクターを飲んでいるかのよう。ちょっとまってこれがACブルゴーニュ?ヤバくないですか?そこいらの村名ワインに全く引けを取らない仕上がりですね。しかも20年もたつのにこんなに元気に生き生きとしているなんて流石やわ。
私コシュデリのワインって初めて飲みましたけど、この独特の風合いは素晴らしいの一言ですね。若い頃のワインってどんなんやろか?と思って調べてみると
うげ~~~!!ブルゴーニュブランで5万ぐらいする(;^ω^)
ありえへんな、これが5万と言われるといらんな。私多分3000円~5000円やったと思うけどね。値段上がったと言っても上がりすぎやで、もう飲まれへんやん(;^ω^)
と言いつつ、私コシュデリのムルソーも持っているんですよね。それは20歳ぐらいに一人でフランスに行った時、パリ郊外の小さな酒屋で買ったやつなんで25年ぐらい経つね。そう言えばムルソーはいくら位かな?と探してみると市場にあまりないらしく20万円とかで取引されてました・・・。
そんなん飲めんわ!(;^ω^)
ちなみに私は4000円ぐらいで買いました。
お酒を飲み終わり、こんなに良いワインを一人で飲むなんてもったいないしバチ当たりそうやな~って思ってグラスを拭いていると
パキンッ!
えっ!!(; ・`д・´)
こんな事ある?今まで何千回とグラス拭いたけどこの割れ方したの初めてやわ😓
これってバチ当たった?(;^ω^)
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コルトン・シャルルマーニュも飲んでみたいいね!😁
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