鉄工所のイメージを変えたい！
私が小学校の頃（30年ぐらい前）
うちの父親はこの会社をする何十年も前にも自分で会社（鉄工所）を興しているんですが、私が小学校高学年の頃友達に言われたんです。「お前のとうさん社長やねんやろ！」もちろん小ばかにしてですよ。その頃から世間の鉄工所のイメージは悪かったですからね。でもね、子供の顔を見る事も出来ないぐらい朝早くから夜の遅くまで働いてくれている父を馬鹿にされるのがすごく悔しかった。でも、言い返せなかったんです、だって私自身父が鉄工所で働いているのを良くは思ってませんでしたから。だから余計に悔しかったんです。
15年ぐらい前
15年以上前もそう、知り合いが引っ越しをするというのを聞き妻が「うちの会社のトラック出そうか？」と言うと「軽トラやろ！恥ずかしいからいいわ。」と言われたそうなんです。馬鹿にしてるよな～と腹立たしく思ったもんですが世の中の鉄工所の認識なんてそんなもんなんやと勉強になりましたね。
最近
そして最近、嫁さんが知り合いに「私の旦那鉄工所で働いてるねん！」と言ったらみんな「あ～・・・」大変やな、みたいな反応やと嫁が言ってました。なんで鉄工所=大変って思われなあかんねん！確かに大変な会社もあると思いますよ、でも世の中の役に立ち面白可笑しく働いている会社もあるねんで！そう思ってもなかなか伝わらないもんなんです。
鉄工所のイメージを変えたい！
なのでどうしても鉄工所のイメージを変えたいんです。弁護士さんとかお医者さんとか何やってるか知らんけど広告代理店とか聞いたら「凄い！」と思うけど鉄工所って凄いはあまり聞きませんもんね。昔、料理人は恥ずかしい仕事でした。私の小さい頃でさえ「男が料理するなんて！」という風潮でしたから、小学校の頃から料理やお菓子・パンなどを作っていた私はそのことを恥ずかしくて友達に言えなかった。でも今では男が料理をするのは当たり前で小さい頃から料理が得意だなんて尊敬されるんじゃないですかね。料理人に対する世の中の認識は確実に変わりました。
今まで何をやっているか分からなかった鉄工所という空間、色々発信できる時代になりモノづくりの良さを徐々に伝えていけていると思っています。しかも今DIY流行ってますしね、実はみんなものづくり好きなんですよ。なのでその道のプロの地位が低いままのわけがないと思うんです。鉄工所の皆さん、絶対に変わる！そう信じて頑張りましょう！(#^.^#)
小さなホッパー
SUS304の小さなホッパーです。真円度、そして下のフランジに対しての直角度をきっちり出して溶接します。
そして溶接、研磨後にマシニング加工でまわりの3個の穴を開けます。下のフランジに対して精度が必要なんです。薄いからほんまやりにくい・・・。やっちゃうけどね(#^.^#)
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イメージ変えられたらいいね！