大事に使う
ものを長く大切に使うって元々日本人の生活にあった事。子供の頃を思い出すと服や食器なども今より数段高かったのでそうせざる得ないという理由もありますが「もったいない」と言う言葉にあるように、ものに対する感謝の気持ちが今より深かったように思うんですよね。
そして今、100均ショップなどの影響でものが安くなるのは助かるんですが、安いには理由がありそれ自体が使い捨て前提で作られてしまっているんです。割り箸を大切に使う人ってあまりいませんよね、なので大切に使おうという気持ちが起きなくなってしまっている。結果良い物を買おうという気持ちが薄れ安ければ良いという考えが定着し使い捨てが主流になってしまっているのはモノづくりの人間として悲しいなと思います。
これって工業でも言える事で安ければ良いという考えが安かろう悪かろうを生み、製造する目的が「良い物を作ろう！」ではなく「安い物を作ろう！」になっているふしがある。その場では「安く買えた！」とメリットがあったように思えるけど、それは良い物を作る会社やその技術が廃れていく事に繋がり、長い目で見れば大きな損失に繋がっている事を早く気づかないといけないと思うんですよね。一度廃れた技術はもうもとには戻りませんからね。
と言う事で今日はこの間作ったストレーナーです。パンチングの板を丸めて溶接で作ってます。
これは多分食品関係の製造設備の一部になるやつと思う。ステンレスの研磨製品
中を覗くとピッカピカです(#^^#)
こちらは腕が横に溶接されたタイプ。
うちの会社製作品の99％がステンレスなんです。なので基本的に錆の付着が少なくもらい錆びの影響を受けにくい工場なんです。薬品や食品関係の厳しい環境で使う製品など良く作っているのでいつでもご相談下さい😁
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良いもん作っていきたいいね！😁