小さな鉄工所の面接に普通の人は来ないのか?
ツイッターでいいねがいつもより多かったんで今日はこの話題でいきましょう!
父親と二人でやっていた10年前、父親が「田舎から大阪に来て溶接を初めて50年になる、もうあきたから田舎で畑やりたいねん」と言い出したんです。それから色々とありましたが、私は後を継ぐ事を決意したんです。
一人でやっていくか、人を雇いやっていくか悩みましたが、せっかくなら父親の製缶技術を若い子に伝えていき自信を持ってほしいと思い散々悩みましたが人を雇う事にしました。
でもね、この後現実を知るんですよ。
とりあえずハローワークに求人を出すも、8割の人が決めた面接日に来ない、来たとしても大幅に遅刻、時間通り来たと思えば挨拶はできない、声は聞こえないほど小さい、意思の疎通ができない、半そで半パンで来る、バンダナ巻いてメガホンをリュックにさしてくる、もしかして浮浪者?と疑う人もいましたしね。
そして来てくれるとなっても半日で「昼飯買ってきます!」と出て行ったまま帰ってこない(そういえばまだ道に迷ってるんかな?)、次の日来ない、一週間後むこうから一方的に「給料ここに振り込んでください」と振込先がFAXで送られてきたりもしました。
うちの会社にも原因はあったと思いますが、小さな鉄工所の面接に普通の人は来ないんですよ。私がレストランで働いていた時、面接に来る人はやる気に満ち溢れた人ばかりで、それが当たり前と思ってたんですよね。
だけど小さな鉄工所で人を雇おうとしたら、これが現実だったんです。
これだけやる気のない人たちが世の中にはいるんやと愕然としたし人間不信にもなりました。でも今考えると、なんであんなふうになったのかな?こんな人達に誰がしたんやろうか?今まで嫌な目に遭ってきたんやろな。と思いますがあの時はそんな余裕はなかったですね。
そして人が来ないのはなぜかと悩んだ私はこう考えたんです。
私普通やから私だったらどこに行きたいか?
まず人数は20人以上で福利厚生がある程度あって、中身はどんなところか知りたいし、色々な事が出来るところがいい!そしてうちの会社は選ばへん・・・。そらあかんわ(;^ω^)
そうなんですよ、選ばれないのには原因があったんです。
要するに私が選ばないところに誰か行きますか?中身も見えない親子でやってる資本力のない会社を選びますか?と言う事なんですよね。
そして「自分が行きたい会社になる」を目標にまず、中身を知ってもらおう!とブログを始めたんですよ。ブログを辞めたら会社潰れると願掛けしてね(#^.^#) それもブログを辞めない理由なんです。話それましたが、結果今ようやく若い子が来てくれる会社になれたんです。
小さな会社に普通の人は来ないと言うのは正解!でも、努力次第で普通の人に来てもらう事も出来ると言う事です。
と言う事で、いろんなことができる会社を目指し続々と設備を入れているんですがこの機械はやっぱり面白いですね。レーザーマーカーです。
ステンレスに直接黒字で注意書きを書きました。
シールを貼ると異物混入になる可能性があるんでだめなんです。
裏は研磨しOリング溝がほってあります。
レーザーマーカー持っているところはあると思いますが、単品のしかもステンレスを知り尽くした会社が持っているというのはなかなかないと思いますよ。便利に使ってください!(#^.^#)
↓↓↓ホームページも是非ご覧ください!
レーザーマーキングも任せて欲しいいね!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません