ヴォーヌ・ロマネ 2011 ジャン・ルイ・ライヤール
この間うちで製作し納品に行った製品、現地で何に使うかを聞くとデゴルジェマンの機械だそうなんですよ。何に使うか知らなかったんでびっくりしました。
私ね、シャンパン大好きなんですよ。若い頃、フランスのエペルネーに行った時にモエ・エ・シャンドンの工場見学をしたんですがその時の事を思い出しました。お城のような工場の地下を降りていくと石灰と酵母の香りがどんどんと強くなり凄まじい数のシャンパンが沢山貯蔵されていました。案内の方が昔のルミアージュの方法やドサージュの仕方を教えてくれ興奮気味に聞き入ったのを覚えています。
ちなみにデゴルジュマンとは、ルミュアージュによって瓶口に集められた澱を凍らせ抜栓し内部気圧の勢いで飛ばし取り除く作業なんです。うちで作ったのは瓶の先端を凍らせる特殊な水溶液を入れるタンクなんです。ちなみにルミュアージュはワインの発酵時に発生した澱などの沈殿物を瓶口に集める作業、今はほとんど機械化されてるようですが昔は人の手で一本づつ動かしていました。
まあなんしかワインが大好きな私、まさか自分の会社でワインの製造設備の一部を作るなんて夢にも思ってなかったんで感動しましたわ😂
と言う事でちょっと前の三連休、記念日が近かったので久しぶりにゆっくり良いワインでも空けようかなとセラーを覗きゴソゴソ、これいっとこうかな(#^.^#)
ヴォーヌ・ロマネ 2011 ジャン・ルイ・ライヤール
私、ワインの中でもヴォーヌロマネが一番好きなんです。華やかで気品がああるからね😁でも最近ムチャクチャ高くて買いにくいんですよね。
早速抜栓します、10年以上前の割にはコルクが若いししみこみも少ない。香りは抜群に良い状態でしたね。
エッジを見ると良い感じの熟成をしているように見えるけどね。
香りをかぐと少し薄いイメージで硬く閉じた印象。これはあかんね、少しグラスの中で寝かして見よう。10分ぐらい動かさず放置し香りをかぎました。
見渡す限りの大草原、そこにはコスモスやバラ等の花が咲き、はるか彼方には岩山がそびえ立ち、時より冷たい風を感じる。
奥底から湧いてくるような力強さが凄い、時間と共にどんどんとひらき色々な表情を見せてくれる、この表情の変化はヤバいですね。いや~これは素晴らしい、村名ワインとは思えないクオリティー。ケース買いしたいね😁 それと後5年待てばよかったかも、まだ若かったね(;^ω^)
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ワイン楽しいいね!😁
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